その他の必須ミネラル。

ミネラルは、マグネシウム以外にもカルシウムや亜鉛などが存在します。
こちらでは私たちが生きていく上で必須となるミネラルの効果を解説しています。

主要ミネラル

成人の所要量が1日100mg以上で、体内のミネラルの99%を占めています。

カルシウム

骨・歯の主成分となり、血液凝固、筋肉の収縮、精神の安定などに関与します。
カルシウムが機能するには、マグネシウムとの摂取バランスが重要です。

マグネシウム

偏頭痛を解消するミネラルとしてとても有名です。また、カルシウムと深い関係のミネラルで、バランスが悪いと、筋肉の収縮に影響し、コムラ返りがおこりやすくなります。

ナトリウム

いわゆる「塩」です。神経伝達や筋肉の収縮を担っていますが、意識して摂取しなくても、殆どの方が過剰摂取気味のミネラルです。

カリウム

ナトリウムの過剰摂取により上昇した血圧を下げる働きがありますので、高血圧の治療に有効だと言われています。 また、便秘の改善に役立ちます。

リン

体内に存在するリンの約80%はカルシウムと結合し骨の主成分となっています。
リンは加工食品などに多く含まれる為、不足することはあまりありません。

塩素

浸透圧の維持、胃液の塩酸成分となり、肝臓の働きを助けて老廃物処理を行います。
欠乏すると、消化不良を起こします。

硫黄

温泉で有名なミネラルです。皮膚や髪などの健康を保ち、有害ミネラルの蓄積防止や細菌感染の抵抗力向上などの働きがあります

微量ミネラル

成人の所要量が1日100mg以下で、体内のミネラルの残り1%となっています。

鉄分

赤血球の主成分であるヘモグロビンを構成する重要な要素で、不足すれば貧血の原因になります。過去より貧血治療に用いられた形跡があり、古くから知られているミネラルです。

亜鉛

味覚の正常作用で有名な亜鉛ですが、美容に役立つうえに、他のミネラルには見られないすばらしい効果があり、女性には大切な栄養素です。

銅には、水や物を腐らせずに清潔に保つ力があります。
また、活性酸素を取り除く作用や鉄分の吸収を良くする働きがあります。

マンガン

酸化ストレスに対抗するために欠かせないミネラルであり、消化などを助ける働きやタンパク質の合成やエネルギーづくりに役立ちます。

コバルト

ビタミンB12や補酵素の成分となります。ビタミンB12は核酸合成に必須なため、造血機能の他に、消化管、中枢神経系の維持にも欠かせないビタミンです。動脈硬化の危険因子とされているホモシステインの血中濃度を下げる働きもあります。

モリブデン

肝臓や腎臓で有害物質を分解する酵素の働きをサポートする大事な役割を持っています。また、鉄の働きを促す酵素の主成分でもあり、血液に深く関わるミネラルです。

セレン(セレニウム)

活性酸素対策にとても注目されているミネラルです。
また、亜鉛などと共に、有害ミネラルの解毒に有効なミネラルでもあります。

ヨウ素

甲状腺ホルモンの構成成分となり、胎児・乳幼児の発育に欠かせないホルモンです。海藻類を多く摂取している日本人はヨウ欠乏になることは稀ですが、山岳地帯や内陸部の国では深刻な問題になっています。

クロム

正常な糖代謝や脂質代謝を維持するために重要なミネラルです。「インスリン」作用を増強させる働きがありますので、糖尿病の予防・改善効果にとても注目されています。

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